バケツの中の釉薬の状態を紹介します。

釉薬和食器の表面のツルツルとしたガラス質の部分を作り出す「シリカ」という鉱物や、
さまざまな色を作り出す「銅」や「鉄」などの鉱物の粉黛(粒子に)によって形成されています。

つまり鉱物の粉末に水分を加えたものが「釉薬」といわれるものになります。

子供のころの泥遊びを想像してみるとわかりやすいかも知れませんね。
ちょうど砂に水を加えた泥水と同じ状態です。



釉薬のバケツの中は水の中で鉱物の粒子が浮遊している状態です。



そこに素焼きを終えた和食器を投入すると
和食器の生地が水分を吸収すると同時に
鉱物の粒子が表面に付着します。



施釉とは鉱物の粉末に水を加え、
和食器の表面にまんべんなく、効率的に釉薬を施す方法なんですね。



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