釉薬には灰、つまり物を燃やしたときに出る
残りカスである灰が使われます。
燃えカスといっても何でも良いわけではなくて
ワラや樹木の灰です。
この灰はカルシウム、マグネシウム、鉄分など
様々な成分を含んでいて高温で化学変化を
起こし色を発色したりします。
樹木によって含まれる成分が異なるため
例えば織部をつくる際にはブナ科の植物、
楢の木などがよいと言われます。
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