古田織部

美濃焼の代表的な器に「織部(オリベ)」があります。
この織部という名は安土・桃山時代に活躍した「古田織部(フルタオリベ)」という
茶人に由来するもので、現代では緑色の釉薬がかかった器を織部と呼ぶことが多い
ですね。
でも実際には古田織部という茶人がデザインした器を姿形も含めて織部とされていて
緑色の器が織部と総称されるのは正確ではないようです。
ただ緑色を効果的に使った器をデサインしていたことが印象深くて
今では緑色の器を織部と呼ぶようになったのかもしれないですね。

古田織部千利休に次ぐ茶人であり、
信長、秀吉、家康に仕える武将でもあったそうです。
大阪・冬の陣では徳川方として参戦し
自身も負傷しています。

美濃焼の代表的な器に関することなのに
知らないことも多そうです。
しばらくは古田織部について書いていこっかな。

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